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医学博士/藤井祐介

~腸内細菌叢の医学博士が誇る日々の健康法~
医学博士/藤井祐介
プロフィール写真

藤井 祐介

生年月日 1978530日生まれ

主な経歴

アメリカ合衆国ニュージャージー州出身。2000年慶應義塾大学卒業。

Institute for Optimum Nutritionにて臨床栄養学、UNIVERSITY OF WESTMINSTERにて基礎栄養学を学び、2023年にMAHIDOL UNIVERSITYにてMicrobiology and Immunologyの博士号課程を修了。2025年より、東京大学大学院医学系研究科の客員研究員に着任。

日本では国内外のサプリメントメーカーなど複数社にて、健康食品や化粧品の製品企画・製品設計・処方・開発・品質管理の責任者を務める。「機能性医学」、「腸活」について、医師向けの講演会も活発に行っており、日本に個別化医療を通じた健康を広めるための活動に注力している。

#専門は腸内細菌叢と全身のつながり —— 医学博士・藤井祐介氏インタビュー

会話2
藤井さんは医学博士とのことですが、専門領域を教えてください。

坂本

会話2
はい、私は微生物学と免疫学の博士課程を修了しておりまして、特に腸内細菌叢と全身の健康との関係について専門的に学んできました。

藤井

会話2
現在は医療・ヘルスケア分野でご活躍ですが、もともとは全く異なる業種で働かれていたそうですね。

坂本

会話2
そうなんです。最初は旅行会社に勤務しており、主に訪日外国人向けの観光業務を担当していました。ただ、その仕事を通じて「自分は日本のために何ができるのか」と考えるようになったんです。

藤井

会話2
外国人との仕事を通じて、そうした意識が芽生えたのですね。

坂本

会話2
はい。当時、ちょうど2000〜2005年ごろでしたが、テレビや新聞では子どもたちの健康に関する課題が多く取り上げられていて、「これからの日本を担う世代に、自分が何かできることはないか」と真剣に考えるようになりました。その結果、健康や医療について一から学び直そうと決意したんです。

藤井

会話2
まったく異なる分野への挑戦には大きな決断が必要だったのでは?

坂本

会話2
もちろん不安もありましたが、まずは海外に渡って生化学や生理学などの基礎から勉強を始めました。帰国後は、栄養やサプリメントを扱う企業で約8年間勤務し、現場で実務経験を積んだのちに独立。その後は研究所や大学で研究員として働きながら、タイのマヒドン大学で博士課程を修了しました。

藤井

会話2
なぜ海外の大学を選ばれたのですか?

坂本

会話2
英語で学ぶことは非常に重要だと感じていました。実際、世界の多くの国では医学や研究の共通言語は英語です。また、私が興味を持った講座がちょうどイギリスの大学との連携プログラムだったこともあり、自然な流れで海外の国立大学での学びを選びました。

藤井

会話2
日本人と海外の人では栄養の考え方や身体構造が異なるのでしょうか?

坂本

会話2
もちろん遺伝的な素因の違いはありますが、実際には生活習慣や食文化の違いが健康に与える影響の方がはるかに大きいです。たとえば、日本では昔から海藻や魚を多く摂る食生活があり、EPAや食物繊維を自然に取り入れてきた文化がありますよね。こうした食文化の積み重ねが健康や疾患傾向に大きく関わっているのです。

藤井

会話2
つまり、“体の構造の違い”というよりは、“文化の違い”が健康を形づくるということでしょうか。

坂本

会話2
その通りです。実際、現代の慢性疾患の約90%は生活習慣や食生活に起因すると言われています。加えて、現代社会に共通しているのが「ストレス」の存在です。どこの国でもストレスの影響は非常に大きく、それが栄養の吸収や代謝、免疫にも影響を及ぼします。

藤井

#奇跡の47歳 —— 健康と美を支える日々の習慣

会話2
話は変わりますが、藤井さんはとても47歳には見えません。若さを保つ秘訣は何ですか?

坂本

会話2
ありがとうございます。特別なことはしていなくて、「自分と向き合い、人生を楽しむこと」でしょうか。

藤井

会話2
とはいえ、美容や健康の面で何か意識されていることがあるのでは?

坂本

会話2
もちろん、自分が皆さんにお伝えしていることは、自分自身でも実践しないと説得力がないと思っています。なので、一般的な方よりは気をつかっている部分はあるかもしれません。

藤井

会話2
たとえば、どのような点でしょうか?

坂本

会話2
単なる栄養バランスの数値だけではなく、運動やストレス解消、呼吸法といった生活全体を見ています。もしかすると、周囲からは“人一倍気をつかっている”ように見えるかもしれませんね。

藤井

会話2
呼吸法まで意識されているのは驚きです。

坂本

会話2
私にとっては“特別に何かをしている”という感覚ではなくて、全部が習慣になっているんです。だからこそ無理なく続けられているし、それが結果的に若さの維持に繋がっているのかなと。

藤井

会話2
何かを我慢するような制限はされていないのですか?

坂本

会話2
いえ、制限はしていません。ラーメンもお酒も絶対にダメということはなく、楽しむこともあります。ただ、そうした日があった場合は、翌日やその後の1週間で、食事の内容を整えたり、サプリメントを活用したり、運動を取り入れたりして、自分の身体をリカバリーしています。

藤井

会話2
体調に応じて調整する、ということですね。

坂本

会話2
はい。何より大切なのは「自分の身体の状態を常に把握しておくこと」だと思います。そのためにも、私は毎年の血液検査や人間ドックを強くおすすめしています。

藤井

会話2
つい後回しにしてしまう方も多いと思います。

坂本

会話2
そうですね。でも、体の状態は血液や便・尿の変化にも表れますし、数値で把握することが何よりも正確です。自分の身体にもっと興味を持ってほしいと思います。

藤井

#食事と向き合う —— アンチエイジングの鍵は“消化力”

会話2
これだけは気をつけておいた方がいい、というポイントがあれば教えてください。

坂本

会話2
私が大切にしているのは「食事としっかり向き合うこと」です。現代人は“ながら食い”が多く、これは消化不良の原因になります。そして、実は消化不良こそが、老化や不調の大きな要因だと考えています。

藤井

会話2
消化不良が老化の原因になるのですか?

坂本

会話2
はい。消化がうまくいかないと、腸内環境が悪化し、腸内細菌のバランスが乱れます。そうすると、炎症物質が多く産生され、肌荒れや体臭といった“見た目”に直結してくるんです。若々しくいたいなら、まず“消化力”を高めることがとても重要なんです。

藤井

会話2
では、腸内環境を整えるためには何を意識すればいいでしょう?

坂本

会話2
一番大事なのは、食事の“とり方”です。味や栄養素だけでなく、見た目、香り、音、感謝の気持ちなど、五感をフルに活用して食事と向き合うこと。これが腸の準備を整え、消化を促します。

藤井

会話2
それが「食事と向き合う」という意味なんですね。

坂本

会話2
そうです。実は消化には「脳相」「胃相」「腸相」という3つの段階があるとされていて、食べる前から始まる“脳相”が全体の30%を占めると言われています。つまり、ながら食いをしてしまうと、最初の30%を飛ばしてしまい、消化効率は7割に落ちてしまうのです。

藤井

会話2
それは思った以上に大きな影響ですね。

坂本

会話2
だからこそ、“ながら食い”をやめて、食事と丁寧に向き合うことが、健康と若さを守る大きな一歩だと思います。

藤井

#自分の健康に興味を持つ —— 小さな一歩が未来を変える

会話2
最後に、現代の日本人に伝えたいことがあればお願いします。

坂本

会話2
一番大切なのは、「自分の健康にもっと興味を持ってほしい」ということです。そこがすべての出発点です。興味を持つことで、自分の症状や生活習慣を見直したり、血液検査を受けたりと、少しずつ行動が変わっていきます。

藤井

会話2
「なんとなく元気だからいいや」で済ませてしまう人も多いですよね。

坂本

会話2
そうなんです。でも、たとえば食品のラベルを見るとか、原材料を気にしてみるとか、小さな一歩の積み重ねが10年、20年後には大きな差になります。その積み重ねが、今の私を形作っているのだと思います。

藤井

会話2
それが“奇跡の47歳”という若さの秘訣なんですね。

坂本

会話2
ほとんどの人が「若くいたい」「美しくありたい」という気持ちを持っていると思います。でも、そのゴールには健康が不可欠です。だからこそ、“健康と向き合うことは美しさと直結している”ということを、ぜひ意識してもらえたらと思います。

藤井

会話2
私もいつまでも元気でいたいと思いました!

坂本

会話2
ぜひ健康寿命を延ばしていきましょう。それが私の使命でもありますし、日本全体の未来のためにも、大切なことだと思っています。

藤井

会話2
本日はありがとうございました。

坂本

プロフィール写真

坂本 慧太 (Nutrition インタビューアー)

株式会社Nutritionの代表取締役。一人一人にとって必要な栄養素がわかり、最適なサプリメントが手に入る世の中を作るために、Nutritionを創業。創業100年超の医薬品原料メーカーのオーナー親族であるものの、金融畑で働いてきたことから、必死に美容・健康を勉強中。