#仕事もプライベートもしっかり経営

たまたま優木さんのピラティスのインスタライブを見たことがあって、僕のイメージでは、優木さんはすごく元気な人だなっていうイメージがあるんです。 なのでまず、パワフルに働くための秘訣からお聞かせください。
長瀬

インスタとかに、これやってます、あれやってますって挙げたりすると、みんながめちゃくちゃ仕事してるねって言ってくれるんですけど、自分的にはそんなに忙しい意識はないんです。もう本当に規則正しくて、朝から働いて、夕方ぐらいの時間で終わらせて、子供を迎えに行ってって感じで。
優木さん

そうなんですね!毎日ものすごい量のマルチタスクをバリバリこなしているのかと思いました。
長瀬

芸能の仕事一本だった時は限界まで仕事入れて、朝から深夜までとかで撮影があってバーって勢いでやってたんですけどね。 育児が始まって必然的に規則正しくなってからは、いかに効率を上げるかを重視していて、仕事する時間はする、しない時間は一切しないみたいに分けていかないと、子供との時間も全然取れなくなっちゃうし。なんかそうやって時間の作り方がきっとうまくなってきたのかなと思います。
優木さん

すごくはっきりとメリハリをつけて働かれてるんですね。
長瀬

もう夜18時以降はただお母ちゃんでしかない。あんまり仕事を持ち越したくないなと思ってるんですけど、実は最近飲食店を始めたので、7/27・28がオープンで佐賀県に行ってたので、オープン直後はずっとお店に立ってました。
優木さん

へー!おめでとうございます!! 何のお店なんですか?
長瀬

地元の佐賀で、鰻屋チェーン店のフランチャイジーを始めたんですけど、それがめちゃくちゃ忙しくて。 立ち上げ時期もすごく忙しかったのですが、そもそも飲食店って、当たり前だけどみんながご飯食べてる時間に働いているので夜遅い時間まで連絡や報告があって。そこで働いてくれている従業員とバイトさんたちのおかげでお店が成り立っているなと思いつつも、飲食店の経営って大変だなって今実感しています。
優木さん

なんか鰻の話すると、鰻食べたくなりますよね。 でもなんで新しく鰻屋さんを始めようと思ったんですか?
長瀬

自分が興味あることは、きっかけができたらやりたくなっちゃうんです。ピラティスも青汁とかもそうで、自分の興味関心が向いている中で、人との出会いがあると一気にスタートしちゃいます。 でもたぶん、人をつなぐ仕事が好きで、例えばお店がなかったら出会わなかった人たち同士がすごい仲良くなったとか、そういう人の波を起こすってことがすごく好きなんだろうなと思います。
優木さん

本当に色々な事業をやられてますよね。今ってメインのお仕事は何になるのですか?
長瀬

メインはタレントです。完全にタレントがベースなんですけど、芸能の仕事って自分の体があってこそになってしまうので、実際そこにいないとできない仕事に、ほとほと疲れてしまったところが多少あって。 それで今、マレーシアに移住して2拠点生活しながらも生き生きと仕事をしたいなという目標がありまして、その中で経営っていうのはかなり関心が高かったんです。
優木さん

#マレーシアでグローバルマインドを育む

すでにマレーシアへの移住計画を進められているそうですが、マレーシアでも現地でお仕事される予定なんですか?
長瀬

めちゃくちゃする予定で今準備してます。できればマレーシアで鰻とピラティスどっちもやりたいです。
優木さん

でもなぜマレーシアなんですか?
長瀬

子供の教育を重視しました。子供が英語の勉強をちゃんとできる環境にいきたいなって。私は、英語しかできない環境のところで仕事の話をしようというときに、英語できないから面倒くさいなとか、通訳さんいないのか、しんどいなとかって思ってしまうので。 そこの壁が全然なく、フラットに日本人の方と話す感じで話せるようになってもらえたらいいなって思っています。
優木さん

わかります。うちももう成人しちゃったんですけど男の子がいて、彼が3歳と4歳のとき、僕は外資系の会社でプロジェクト責任者をやってたんです。そのときに海外に連れて行って過ごしたおかげか、外国人と話すことに全然抵抗感ないんですよ。それだけでも十分行ってよかったなと思います。
長瀬

壁を作ったり、視座とか視野が狭くなるのがもったいないなとは思うので。7歳や10歳ってまだコントロールできる年代じゃないですか。やっぱり一緒に行くって巻き込めるうちに、ちょっと世界を見せたいなって。 本当はアメリカとかオーストラリアとか行った方がいいんだろうけど、ビジネスしやすそうってところと、ちょっと私も度胸がないところがあって東南アジアがいいなって。
優木さん
#カラダを大切にしつつ好きを徹底追求

最初に数ある中からピラティスの事業をはじめたのはどうしてですか?ヨガもあるのに。
長瀬

私、運動嫌いなんですよ。運動にハマる人生はないと思ってたし、ヨガマット持って公園とかでやってる人いるじゃないですか。そういう意識高い人と友達になれそうにないわって思うようなタイプでした。
優木さん

ええ、意外!というか世間はまおみさんを意識高い人って思ってますよ。
長瀬

思われちゃってますよね。でも実際本当に私と一緒にいたら、ビールガンガン飲んで、ずっとダラダラしてるなって感じですよ。
優木さん

ビールも飲むんですか!
長瀬

めちゃくちゃ飲みます。ピラティスをやってるから、何とかビール腹にならず保てていると思います。めちゃくちゃ食べるし。
優木さん

てっきり逆だと思ってました。もうストイックで、水しか飲まないみたいな。
長瀬

水飲まなきゃと思って、コーヒーばっかり飲んでいます。だって、人間だもの、みたいなところあるじゃないですか。人生いつ終わってもいいように好きなことやっとかなきゃって思って生きてるから、ビールだってあと何回飲めんのって。 ピラティスも、やんなきゃいけないじゃなくて、気持ちがいいからやっています。
優木さん

たしかにそうですね。最初にピラティスを知ったのはいつだったんですか?
長瀬

最初は2人目の出産後なので、7年前ぐらいです。出産直後で体調がそもそもすごく悪いのに、中々寝れないっていうのがずっと続いたときに、体型もそうだし、心もすごく病んでたんですよね。 そのときにピラティスをやったらいいよって聞いて。理論はいろいろあるんですけど、背骨が整うと脳脊髄液の巡りが良くなって、心も快適になるよって。
優木さん

誰かにおススメされて始めたんですね。
長瀬

そうなんです。聞いてやってみたら、全然できないんです。1回目とか全くできなくて、なんじゃこりゃ、ってぐらいできなかったんですけど、帰りにクヨクヨしてた悩み事が、「まあいっか、何とかなるさ」みたいな気持ちになってて。このパッて明るくなる感覚がすごく病みつきになっちゃって。
優木さん

普通できないとストレスたまっちゃいそうなのに。すごいストレス発散だ。
長瀬

まあでも、それも何日か経つとやっぱり辛くなってきて。寝れないし、なんで育児ってこんなに1人で抱えなきゃいけないんだろう、もう人生つらい!みたいな。でもそういうときに、ピラティス行くと、なぜか今日も元気でよかった、みたいな前向きな気持ちになったんです。 これを繰り返してるうちに、やっぱり、背骨のやっぱ歪みによって神経が圧迫されると、人間っていろんな悪いことを気にしちゃうんだなって気づいたんです。だから神経を整えるために、背骨を整えなきゃいけない。背骨の歪みを取るために、体幹の筋力が必要だからつけていくしかない。だからピラティスなんだ、っていうところにたどり着きました。
優木さん

最初は感覚的だったのが、最後にはすごく理論的にも納得されたんですね。
長瀬

元々「なぜなんだ?」を知るのがすごく好きなんです。ピラティスの資格を取るために追求していけば、どんどん解剖学を学ぶので。ピラティスは理学療法士さんが作ったメソッドだから、解剖学に基づいてるところも私に合ってたんでしょうね。
優木さん

体調悪いときに、ピラティスいいよって言ってくれた人に感謝ですね。
長瀬

本当にそうです。ピラティスいいよっていうのは、石田ゆり子さんがやってたりとか、正直そのくらいであまりよく知らなかったんですけど、たまたまふわっと知ったんですよね。あと近かった。たまたま家のそばにあった。
優木さん

でも、体を整えることで頭の巡りが良くなると、今まで無理だと思ってたことができるってなったりしますよね。
長瀬

自分の体をいじめるのが当たり前になってる人がやっぱり多いですよね。頑張らなきゃいけないからっていう責任感とかでそうなっちゃってる人もいるけど。自分の体を放っておくぐらいなら、いろんな責任なんて捨てたっていいんだよって思っちゃうんですよ。無責任になってもいいから、自分の体を大事にしようよ、って思ってます。
優木さん

体が大事だってわかっている人の方が、結果的に良いパフォーマンスを発揮しますもんね。
長瀬

なんでそこで無理してやらないんだとか言う上司とか。いや無理してまでやらせることの無意味さに気付こうみたいな。それで売上の数字が上がったって、一瞬よくなったって、積み上がっていったら絶対悲鳴が生じるからって。そう思ってしまいます。
優木さん

この記事を読んで、まおみさんの下で働きたいって人が増えそうですね。
長瀬

無理にでも休憩はちゃんと取らせます。
優木さん

#カラダに必要なものはなるべく自然に近い状態のもので

ピラティス、鰻についてはよくわかったのですが、青汁を始めたのはなぜですか?
長瀬

よくトレーニングサロンとかってなるとプロテインをおすすめする人が多いんですけど、私基本的に食事から栄養絶対取りたいタイプなので、あんまりプロテインとかを飲まないんです。 サプリメントも基本的にはそんなにたくさん取ることもなくて、ビタミンCはどうしても不足しがちだから取ったりするんですけど。
優木さん

そうなると余計に気になります。なぜ青汁なんでしょうか?
長瀬

青汁は整腸効果がすごく高いのと、やっぱりどうしても緑のお野菜って、不足しがちになるのでプラスで取るっていう感覚で飲んでいます。
優木さん

なるほど、不足してしまうものを、なるべく自然に近いもので補うという感覚なんですね。 今作られている青汁にはどうやって出会ったのですか?
長瀬

青汁作りたいなって思って、青汁作れるところを探したことがきっかけです。 青汁が自分に必要だと思ってずっと飲んでて、それこそ他のものは取らなくても青汁だけは取ってきたから、良いものを作りたいって思ったんです。
優木さん

なるほど、それでは、青汁を最初に飲もうってなったきっかけはなんですか?
長瀬

私いま、トマトジュースと青汁とビタミンCのサプリだけ取ってるんです。なぜかというと、赤と緑と黄色のお野菜を摂るのが必須だと思ってるから。
優木さん

なるほど。
長瀬

野菜が嫌いなんです。でもトマトは食べるんですけど、トマトジュースが一番手軽だし、無塩だったら体にも悪くないから。野菜があんまり得意じゃないけど、野菜を効率よく毎日取りたい。なので青汁を飲んでみたら、すごく調子が良くなって。 別に美肌効果を謳ってないじゃないですか青汁って。だけど、すごく肌の調子だったり、透明感だったりとかが良くなっていく感覚があったので、やっぱり長く続けていきたいなって思ったんです。
優木さん

それで作ろうって思われたのですね。工場はWebで調べたのですか?直接足を運んで探したのですか?
長瀬

いろいろ試してみて、コールドプレス製法でできた生搾り青汁が美味しいなってなって。生の状態のまま搾汁することできる工場が本当に少ないのですが、やっと見つけたメーカーにオリジナル作りたいんですけどってアプローチして、作り始めました。
優木さん

コールドプレス製法は、まおみさんの青汁の差別化ポイントの1つでもありますよね。
長瀬

差別化ポイントで言うと、甘酒とコンブチャをはじめとした私が元々飲んでいた発酵食品をいっぱい入れてるっていうのもあります。 でもやっぱり何よりコールドプレス製法ですかね。この作り方だと1つの原料から搾り取って最終的にできる青汁の量がかなり減っちゃうんです。だけど、こだわってそうすることによって酵素が生きている。酵素を生かす製法はすごく少ないんです。
優木さん

なるほど、なるほど。 市販の青汁も非常に多いと思うのですが、良いやつと悪いやつの見わけ方ってありますか?
長瀬

最低限、成分表のスラッシュ以降を見るのが良いと思います。スラッシュ以降からが基本的には化学物質が表記されているので、スラッシュ以降にどんな記載があるかを見たら良いと思います。
優木さん

あー、なるほど。わかりやすい。
長瀬

これめっちゃ甘くて美味しいよねとか、飲みあたりがすごく良いよね、何味かフレーバーがあってとかって商品は、絶対人工的な味付けしているじゃないですか。でも人工的な化学物質はないに越したことはない。添加物フリーで一生生きては行けないけど、毎日飲むって決めているんだったら、それぐらいは添加物フリーにした方がいいのかなと思います。
優木さん

すごく良いポイントだと思います!
長瀬

#元気が一番!キレイは後からついてくる

でも、ピラティス・鰻・青汁って組み合わせ、すごく良いですね。
長瀬

自分の核がしみ込んだビジネスモデルになってきてるなと思ってます。一応、青汁も「飲むピラティス」で商標取っています。ピラティスする人にぜひ飲んでもらいたいなって私の思いがあって。
優木さん

「飲むピラティス」ってことは、ピラティスやりながらこれも飲むと完璧ってよりかは、もうこれだけで良いってことですか?
長瀬

はい。ピラティスって背骨を整えるっていう発想で、体幹から鍛えて、本来の自分の良さを取り戻すエクササイズみたいな感覚なのですが、青汁も同じで、飲むことでその人の本来あるべき姿を取り戻してほしい、という感覚で作っています。
優木さん

良いコンセプトですね。まおみさんは、自分自身の健康や体のコンディショニング、結構敏感な方だと思いますか?
長瀬

めちゃくちゃ敏感だと思います。
優木さん

それは昔からですか?
長瀬

うーん、子どもを生んでからですかね。もう本当に率直に、死にたくないとか、子供たちが成長しきるところを見守りたいとか、そういう若い頃は別にピンときてなかったことを思うようになりまして。 なんか若い時は、若いうちに死にたいとか、美しい間に死にたいみたいなのが、少しありましたけど。もうそんなことはどうでもいいから、自分の体で歩けて、シャキンとピンピンした状態のおばあちゃんになって、キビキビどこかいろんなとこ行ったりできる状態で最後シャンと死にたいみたいな。 なんか人生100年って考えるともう折返してる。だからやっぱり年を重ねるごとに、生きてれば良いじゃなくて、元気に生きていたい。やっぱり1歳でも、1秒でも若く、健康であるために、自分の体を優しくいたわる、自分の体を元気づけてあげる。そんなメソッドを取り入れていかなきゃっていう感覚になってきています。
優木さん

やっぱり元気でいないとですね。
長瀬

そう、元気でないと。だから、綺麗になるとかは結果ついてくればいいんじゃないって思っています。
優木さん

最後、どんな人に青汁を飲んで欲しいですか?
長瀬

老若男女問わずなんですけど、やっぱり忙しい人。毎日野菜を自分で絞って、ジュースにして飲めますみたいな、ゆったりした時間がある人はそっちが本来いいと思うんですよね。でもそれができなくって、体は大事にしなきゃいけないっていう人に、ササッと飲んでもらえたら嬉しいです。
優木さん

まおみさんの青汁は鰻との組み合わせもいいのですか?
長瀬

最高です!
優木さん

おお!良いですね!
長瀬

鰻食べてちょっと油っぽくて重かったり、甘ったるかったり。そこにほぼ緑茶みたいな感覚で飲んでいただければ。
優木さん

鰻食べて、青汁飲むのが楽しみです!ありがとうございました。
長瀬